心理カウンセラー養成スクールの選び方/未経験でも失敗しない7つのポイント

心理カウンセラーを目指そうと思ったとき、最初にぶつかるのが「どのスクールを選べばいいのか」という問題です。

検索すれば、数えきれないほどのスクールが出てきます。

しかし実は、スクール選びでその後の“人生の方向性”が大きく変わることも少なくありません。

ここでは、私たちAPC付属心理教育学院が30年以上現場に関わってきた立場から、表には出にくい「本当の選び方」をお伝えします。

①「資格が取れる」だけで選ばない

多くのスクールが「資格取得」を前面に出しています。

ですが現実は資格を取っただけではカウンセラーとして活動できません。

重要なのは、

・実際に相談を受けられる力がつくか

・クライアントに向き合えるか

・現場で通用するか

です。

資格は“スタートライン”であって、ゴールではありません。

②一つの療法や技法に頼っていないかを見極める

スクールのよっては傾聴や認知行動療法などひとつのやり方をメインに教えているところもあります。

しかし、現場では一つの方法だけで解決できる万能薬はありません。

心理療法には、それ以外にも、NLPやマインドフルネス、ゲシュタルト療法や森田療法、フォーカシングなどさまざな理論があります。

重要なのは、一人ひとりに合わせてそれらを組み合わせて柔軟に対応できるかどうかです。

そのためには、それぞれの療法をどのような人に対しどんなタイミングで提供するのか、理論の理解はもちろん、ケーススタディや実際の面接場面の理解といった“実践”が不可欠です。

③「現場を持っているか」を必ず確認する

これは非常に重要です。

スクールの中には、

・教えるだけで現場がない

・講師が臨床経験に乏しい

というケースも少なくありません。

一方で、実際の相談現場を持っているスクールは、学びの質がまったく違います。

なぜなら、

・現実の相談ケースを元に学べる

・理論と実践が結びつく

つまり“生きた心理学”が身につくからです。

④数字にごまかされない

「受講生満足度〇%」や「年間心理面接件数〇万件」といった数字は、一見すると信頼性の高い指標に見えます。しかし、こうした数値はその“中身”まで確認することが大切です。

たとえば心理面接は、一般的に1回あたり約1時間程度を要します。さらに、その前後には準備や記録(カルテ作成)などの時間も必要です。そのため、1人のカウンセラーが1日に担当できる面接数は、多くても4~5件程度が現実的とされています。

こうした前提を踏まえると、「年間〇万件」という数字が、どのような体制で、どのようにカウントされているのかを冷静に見極める視点が重要です。表面的な数値だけで判断するのではなく、その背景にある実態に目を向けることが、スクール選びで失敗しないためのポイントです。

⑤「誰が教えているか」を見る

意外と見落とされがちですが、

 講師の質=スクールの質

です。

チェックすべきポイントはスクールの講師が

・実際にカウンセリングを行っているか

・どれくらいの経験があるか

・現場の話ができるか

です。

“教える専門”ではなく、“現場に立ち続けている人”から学ぶことが重要です。

それらの裏付けとして

・キャリアが明確か

・学術団体(学会)に所属しているか

・専門分野が明記されているか

をチェックすると良いでしょう。

⑥継続しやすい雰囲気があるか

心理の学びは数時間程度で身につくものではありません。

そのため、

・通いやすさ

・クラスの雰囲気

・内容の理解しやすさ

続けられるかどうかが非常に重要です。

40代・50代から心理カウンセラーになるには?未経験から学ぶ方法

こちらのコラムも参考にされてください。

⑦卒業後のサポートがあるか

卒業後のフォロー体制があるかどうかも確認するとよいでしょう。

・就職相談などのサポート

・技術研鑽のための勉強会

・活動後のスーパーバイズ制度

など、資格を取って終わりではないかどうかもチェックしてみてください。


APC付属心理教育学院だからこそできること

私たちは、

「資格を取るためのスクール」ではなく

「カウンセラーとして実際に活躍できる人を育てる場」

として運営しています。

そのために、

・実際の面接場面を踏まえた指導

・一人ひとりに合わせた柔軟なアプローチ

・複数の療法を組み合わせた実践的な学び

を大切にしています。

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カテゴリ:コラム